キャットフードに含まれている4Dミートとは

猫にとって、もっとも大切な栄養素はタンパク質です。特に動物性のタンパク質は愛猫の健康維持には不可欠です。キャットフードの原材料には様々な肉が使用されていますが、中には「ミートミール」や「肉副産物」などと記載されたものがあります。何の肉なのか曖昧な表示のキャットフードには注意が必要です。

その理由は、食用には使わない部位が使用されているからです。つまり廃棄される部分を使用するので、原価は安くなります。安いキャットフードにはこのような粗悪な肉が使われている可能性があります。

表示が曖昧な原材料でもっとも心配なのが「4 Dミート」と呼ばれる肉が使われている可能性が高いことです。

4Dミートとは、「Dead(死んだ)」「Diseased(病気の)」「Dying(死にかけた)」「Disabled(障害のある)」の4つの英単語の頭文字をとったものです。

病気で死んだり死にかけた動物の肉には、ウィルスや薬が残存している可能性があります。また、障害のある動物の肉には遺伝子の異常が考えられます。

かつて、アメリカの動物用飼料工場が問題になったことがあります。この工場では、ウジのわいた牛の肉やひき殺されたアライグマの肉、安楽死させられた犬や猫の肉を一緒に混ぜて、粉砕加工して、動物用の飼料を生産していました。さらにペットについていたノミ取り用の首輪や牛の殺虫剤のパッチなども一緒に粉砕していたのです。その結果、飼料から有害な成分が検出されました。そして、同じものがドッグフードにも使われていたことが判明したのです。

では、日本の場合は4Dミートが使われている可能性はあるのでしょうか?

ペットフードの安全を守る「ペットフード安全法」には、原材料の原産地の表示義務はありません。つまり、キャットフードを製造した国の表示は必要ですが、材料を調達した国を表示する必要がないのです。

「ミートミール」「家畜副産物」「豚」「加水副産物」「動物性油脂」と記載されている原材料には注意が必要です。全ての商品が危険というものではありませんが、格安キャットフードには、4Dミートが使われている可能性が高いと言えます。

キャットフードを選ぶ時には、原材料が明確なものを選ぶようにしましょう。